工業高等専門学校出の転職事情

 これは私が就職したときの体験談で現在は40代になりますので20年くらい前の話になります。

 

 私は国立の工業高等専門学校、いわゆる高専の出身ですが中学校卒業後、5年間学校に通うので就職時は20歳になります。

 

 大学への編入など進学する学生もわずかにいましたがほとんどが就職していました。

 私の通っていた高専では就職先は4年生か5年生の夏休みの間、2〜3週間ほど企業へ実習に出向き、実際に働いて社会を体験するというプログラムがありました。

 

 それは他の高専でも同じだったと思います。

 

 絶対というわけではありませんが、その実習に出向いた企業、会社が就職先になりました。

 

 暗黙の了解みたいな雰囲気があって、ある学生が実習で行ったら別の学生は行かないという感じでした。

 

 高専の教授や先生は企業出身の人が多く、当然のことながら企業との結びつきが強く、実習の斡旋にはだいたい電話連絡で済んでいたようです。

 

 私の場合は5年生の夏休みに就職したい会社の実習を教授に申し入れてみたところ、その場で企業側に電話連絡してくれてすぐに受け入れが決まってしまいました。

 

 もちろんそれだけで就職が決まるわけではなく、しかるべき時期に就職試験を受けなければならないのですが、実習に行きさえすればほぼ就職は間違いないという感じでした。

 

 企業側もある程度確かな学生を早く確保しておきたいという目論見があったのでしょう。

 

 今の時代ではなかなか考えられない方法だったと思います。

 

 転職者にとっては実習や仮入社なんてありませんが、仕事情報は集めることができるので、まずは企業研究をして転職活動に取り組みましょう。


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